【第7回】ランニングフォームはとっても大切
前回・前々回の本記事では、ウォーキングをランニング練習に取り入れる大切さと具体的な練習方法についてのお話をしました。
ウォーキングを活用しながら怪我なく楽しいランニングを続けるイメージができてきたと思います。
そろそろランニングを始めたくてうずうずしていますよね。
徐々にランニングを練習に取り入れ始めましょう。
ウォーキングの時にもお話ししたように、故障や怪我をせずに継続したランニング練習をするためには体への負担が少ない効率の良いフォームが大切です。
ここで改めてランニングフォームについて考えてみようと思います。
☆★☆ランニングフォームを良くするために、背筋を伸ばして☆★☆
ランニングフォームを良くするというのは、簡単に見えて、実はポイントを抑えていないと、とても難しくなります。
細かなところをたくさんチェックしながら走るのはかなり難しいですよね。
フォームを意識するあまりぎこちない走りになってしまいます。
一方、何も意識しないで走っていると、丸まりやすいのが背中です。
それをそのまま意識せずに姿勢の悪い状態を続けると、間違いなくコアマッスルはどんどん衰えていきます。
コアマッスルが衰えるとともにますます背中は丸くなります。
背中を丸めたまま走る姿は見た目も美しくないですよね。
それに、効率の悪い体の使い方になるので、疲れやすいし、怪我にもつながりやすいんです。
背筋をピンと伸ばして、美しいランニング姿勢を意識しましょう。
☆★☆足の運び方は円を描くようなイメージで☆★☆
次にだれもが気になるのが足の運び方です。
以前、足の運び方についてこんな質問をいただきました。
ランニングする時の足の運び方は振り子のようなイメージなのか、円を描くようなイメージなのかという質問です。
この質問に対しては以下のように回答しています。
振り子のようなイメージで足を運ぶと離地した足が後ろに流れてしまい滞空時間が長くなるので、膝から下だけが疲労してしまいます。
ですので、イメージとしては後者の円を描くように、またはタイヤのように回転させるイメージの方がいいですね。
回転させるイメージで行なうと、離地した足が速く引き上がり、次へと歩を進めてくれます。
具体的にイメージできたでしょうか?
☆★☆推進力を得るために大切な、腕振りのポイント☆★☆
ランニングの推進力を得るためには腕の振りもとっても大切です。
足の運びと腕の振りは、バランスを取るために対角線上(右手と左足、左手と右足)に左右連動して動かしますよね。
しっかり腕が振れていると自然と足もしっかり動いて推進力が得られるんです。
人間の体って不思議だなって思います。
さて、腕振りのポイントですが、手で軽く握りこぶしをつくり、肘の角度を90度弱に曲げ、脇をしめ、そのまま後ろにまっすぐ肘を引きます。
そのまま振り子のようにスイングして、こぶしは胸の高さくらいまで上げ、引く時はこぶしが骨盤の骨を通るように引きます。
イメージとしては、お腹にある小太鼓をポンポンポンと叩く感じです。
次回はランニングの着地についてお話しします。
それでは、次回の更新をお楽しみに!
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