【第8回】ランニングで大切な着地について
ランニングを続ける上で避けて通れないのが着地する時の衝撃です。
ほとんどの人が普通の道を使ってランニング練習をしていると思います。
そして、普通の道はほぼ100%アスファルトですよね。
地面が土や芝生の場合に比べて、アスファルトの方が衝撃が大きいのは有名な話です。
ですので、アスファルトの上で練習するのはやめて土や芝生の上だけで練習するようにしましょう。
と言いたいところではありますが、現実には土や芝生の上だけでランニングの練習をするのは無理です。
であれば、できるだけ衝撃を少なくする方法を考えたいですよね。
ここで、あなたの体が持っている着地衝撃の吸収メカニズムについてざっくりと考えてみましょう。
☆★☆ランニングの着地衝撃を上手に吸収できるかは個人差があります☆★☆
ランニングの時の衝撃は通常、つま先、足裏の3つのアーチ、ふくらはぎ等をはじめとして身体全体を上手く使って衝撃を吸収すると言われています。
但し、衝撃を上手に吸収する体の使い方ができているかどうかについては、かなりの個人差があるんです。
例えば、子供のころから学校の方針で裸足で運動や生活をしていた人は、大人になって普通のシューズでランニングしても衝撃を上手に吸収できてふくらはぎ等が全く筋肉痛にならない場合があります。
一方で、ちょっと走っただけで筋肉痛になってしまう人もいますよね。
これは、子供のころの過ごし方だけで決まってしまってどうしようもないのでしょうか?
ランニングは、いろいろな原因(フォーム、オーバーワーク等)が複合的に絡んで痛みを伴ったりします。
なので、一言でこれが原因だとは言えません。
ただ、一つ言えることは、筋肉痛になりやすい状態でランニングを続けることは、体へのダメージが蓄積しやすい状態だということです。
衝撃を膝や腰で受けるようになってしまって、膝や腰の故障をすることにつながるリスクがあると思います。
なるべく衝撃を少なくする工夫が大切ですね。
☆★☆着地衝撃を少なくするために工夫するポイントは☆★☆
衝撃を少なくするために、工夫するポイントをまとめますね
・ランニングシューズ選び
スポーツ用品店に行くとランニングシューズの種類が多いことに驚きますよね。
上級者向けから初心者向けまで色々な種類を選ぶことができます。
衝撃を吸収する機能についても、シューズによって様々です。
お店の人に相談して初心者で衝撃吸収を重視していることを伝えて選ぶようにしましょう。
・ランニング中の着地について見直す
一般的に着地する時にかかとが先になると衝撃が大きくなります。
走っている内にかかとが痛くなることが多い人は、かかとから「ガツン!」という感じにならないように工夫してみるといいですよ。
これはウォーキングの時に確かめることもできます。
着地については、ランニングもウォーキングも同じイメージで考えるといいでしょう。
かかとから「ガツン!」という感じではなくて、足裏全体を使うイメージで考えるといいですが、
あまり極端に意識すると膝や腰に必要以上に負担がかかります。
より丁寧に着地をして歩くまたは走るように心がける、これがちょうどいい感覚だと思います。
次回はいよいよランニングに欠かせないランニングシューズの選び方についてです。
それでは、次回の更新をお楽しみに!
コメント(2件)
足裏全体で着地したほうが衝撃が少ないことはわかりますが、足裏全体と言われましてもべた足では走れません。どのように足裏全体を使っていけばよろしいでしょうか。私は左足足底筋を痛め、べた足からやり直し半年かけて足先を先につく感覚で走れるようになりました。が、親指=内側、か小指側=外側か、また指の付け根ぐらいか、此のところがはっきりつかめていません。
高橋さん
ランニングの着地は足裏ベタよりつま先の方からの方がいいでしょ。ウォーキングに関しては踵からでも問題なし。むしろそれが望ましいまでもある、
匿名さん