【第6回】ウォーキングは日常生活に取り入れることができるのが良いところです
前回は、ランニングを本格的に練習する前にウォーキングを取り入れることで怪我せずに楽しくランニングの練習ができるという話をしました。
では、具体的にウォーキングをする時の注意点とはどんなことがあるでしょうか。
まず注意したいのがウォーキングの姿勢です。
普段歩いているときは、あまり姿勢に気を遣っていない人が多いと思います。
背中が丸くなって、歩幅も小さくなっていませんか?
このままではあまり効果的なウォーキングにはなりません。
しっかりと姿勢を正して、ある程度大きな歩幅にしましょう。
そして、腕もしっかり振って推進力を生む感覚をつかんでください。
歩幅を大きくするために意識することは、骨盤から踏み込むように歩くことです。
足がいつもより10㎝以上長くなるような感覚がすると当たりです。
この感覚が掴めると、自然と歩幅が大きくなり、しかも足裏全体で踏み込む感覚も掴むことができて
足が痛くなりにくい、効率的な歩き方になりますよ。
ウォーキングでフォームを確認する良い点はここなんです。
ランニングだと一つ一つの動作が早すぎて、体の感覚を意識したり、一つ一つの動作を確認していると走り自体がギクシャクしてしまいますよね。
ロボットのようになってしまったり、同じ側の手と足が一緒に出てしまったりして混乱してしまうことも。
その点ウォーキングなら動作がゆっくりできるので、一つ一つを確認するにはちょうどいいんです。
時間がない人はぜひ日常生活の中にウォーキングを取り入れてください。
普段使っている駅の一つ手前で降りて歩く時間を作ったり、休みの日にはちょっと遠くの公園まで歩いたりすることで、ウォーキングの時間を作り出せると思います。
ウォーキングコースの中でアップダウンのある道を通るようにすれば自然と足腰の筋力アップや心肺機能強化にもつながります。
楽しみながら色々工夫してみてくださいね。
それでは、次回の更新をお楽しみに!
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