【参加レポ】田沢湖ツーデーマーチ(1日目:23kmコース編)

2018.6.19 0

例年9月末に秋田県で開催される「田沢湖ツーデーマーチ」。
東北6県で開催されるウォーキング大会で構成される“東北マーチングリーグ”の締めくくりの大会でもあり、近隣県からはもちろんのこと、関東・中部・関西など各地から参加者が集う大会です。

田沢湖ってどんなところ?

秋田県東部の仙北市にある日本一深い(最大423.4m)湖で日本百景にも選ばれる景勝地。永遠の若さと美を求めて観音様のお告げにあった泉の水を飲んだところ、龍の姿に変わってしまった美少女・辰子が住むという「たつこ姫伝説」の舞台にもなっています。

大会の様子

1日目は田沢湖レストハウスがスタート会場。
今回は田沢湖を一周できる23kmコースで参加しました。
当日は雨が降ったり止んだりの変わりやすいお天気だったため、合羽を着用してスタート!田沢湖を右回りに進みます。

僅かに色づきはじめた木々や、コース脇に咲いているコスモスに秋の訪れを感じながら歩を進めます。

スタートから6km強でたつこ茶屋へ到着。お店は田沢湖のほとりに位置していて、コバルトブルーに輝く水面を間近に眺めることができます。
また、たつこ茶屋はたんぽ(※きりたんぽの切る前の状態)に甘味噌を塗って焼いた「みそたんぽ」発祥のお店として知られ、早めのお昼を兼ねて休憩に立ち寄る人の姿もありました。

更に4kmほど歩いた先にあるむらっこ物産館で通過チェックを受けた後、たつこ像へ。
ウォーキング参加者はもちろん観光中の方々もこぞってカメラやスマートフォンで写真を撮影していました。

後半はパワースポットを巡りながらのウォーキング。
チェックポイントからほど近く、たつこ像の隣にある浮木(うきき)神社は男鹿半島にある八郎潟の主・八郎太郎がたつこ姫に会うために初めて田沢湖に入った場所と言われ、2人の深い愛にあやかり縁結びの神社として信仰を集めています。

浮木神社から約6kmほど歩いた先にあり、田沢湖の北に位置する御座石(ござのいし)神社は美貌成就・長寿にご利益があり、境内にある「願橋(ねがいばし)」、「かなえる岩」などには美貌成就を叶えるパワーが宿っています。

せっかくの機会なので、お守りもいただいてきました。
縁結び守りはいくつか種類があるのですが、写真にある八郎太郎とたつこ姫が向かい合ったものが代々受け継がれているデザインなのだそうです。

左:浮木神社の縁結び守り、右:御座石神社の美貌成就守

田沢湖をぐるりと一周して無事にゴール!

晴れ間が覗いたり雨が降ったりで目に映る景色をそのままに写真に収めるのはなかなか難しいお天気でしたが、マイナスイオンをたっぷり浴びてリラックスした気持ちでウォーキングを楽しめました。

参考情報

会場設備

湖畔のすぐ横にある田沢湖レストハウスが1日目のメイン会場。受付ブースの隣で手荷物預かりをお願いすることができます。

天気と気温・・・曇り時々雨/約14℃

晴れ間がのぞくと風が心地よい一方、雨が降ってくると防寒着が恋しくなるという体温調整に難儀するお天気。きちんと天気予報を確認せずに現地入りしてしまったため、パーカーとTシャツ(+合羽)という心もとない装備でしたがダイエット用に着用していた“おなかシェイプ”が体を温めてくれたおかげで無事に歩ききることができました。
田沢湖周辺は9月中旬以降、一雨ごとに涼しくなるそうなので気温の変化に対応できるよう長袖シャツや羽織物は必携です。

※2日目は清々しいお天気で、こんなに綺麗な虹が・・・現地で見たかった!

提供:田沢湖観光協会様

 

アクセス

新幹線利用の場合は東京・上野・大宮駅から秋田新幹線「こまち」に乗車し、田沢湖駅で下車します。

最寄駅から会場までの所要時間・・・車で約15分

田沢湖駅から会場のレストハウスまでは路線バスで移動可能。
電車の発着時刻に合わせて運行されているようだったので、電車を降りた後は早めの移動がおすすめです。
(駅を背にして右側にレストハウス行きのバス停があります)

ウォーク所要時間・・・約6時間

大きなアップダウンはないので快適に歩くことができます。
途中で雨宿りをしたので少し時間はかかりましたが大人の足であれば5時間30分かからないくらいでゴールできそうです。

参加賞

コースマップも一緒に受け取るのですが、途中で失くしてしまい写真には収められませんでした・・・。

グルメ・おみやげ情報

メイン会場となっているレストハウスの食堂ではおうどん等を販売しています。私はゴールが遅かったのでラストオーダーの時間を過ぎてしまったのですが、他の参加者の方々はゴール後にレストハウスでお食事をされていたようでした。

電車移動の方であれば、田沢湖駅前でもお食事(おそば、定食等)ができますよ。

そして、秋田と言えばきりたんぽ鍋!

家庭用サイズがスタンダードですが、1人鍋用も売っていました。飲み会から帰宅して、少し小腹が空いてきたぞ?というときにも合いそうな食べきりサイズが嬉しい限り。

そのほかにも秋田名物・ババヘラアイスのキャンディをお土産用にゲットして、帰路につきました。
※ババヘラアイス:イチゴ×バナナ味のジェラートアイスで、おばあさん(ババ)が専用のヘラでアイスを盛り付けて販売することから名付けられた秋田名物の1つです。

コース全体を通して比較的道が平らで歩きやすいコースなので、ウォーキング初心者の方や「パワースポット巡りをしたい」という方にもおすすめです。
2018年大会は現在参加受付中ですので、皆さまぜひご参加を!