【参加レポ】瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ(2日目:15kmコース)
今年で開通20周年を迎えたしまなみ海道は広島県尾道市から愛媛県今治市を繋ぐ全長約70kmの道で、近年はサイクリスト(自転車愛好家)人気も非常に高いエリア。
今回ご紹介する「瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ」は人気のしまなみ海道を3日間かけて踏破できるコースも設定されていて、県内外から毎年約5,000人の参加者が集まる四国最大のウォーキングイベントです。
今治市ってどんなところ?
瀬戸内海に面した四国の玄関口で、特に高級タオルとして人気の今治タオルの製造、造船業が盛んな地です。
また、2012年にはゆるキャラグランプリでPRマスコットのバリィさんがグランプリを受賞し、2014年には今治市を舞台にした時代小説「村上海賊の娘」が大ヒット。また、2017年にはご当地グルメの焼豚玉子飯がご当地グルメの頂点に立つなど、もはや説明の必要すらないほど全国に知られている街といえるのではないでしょうか。
大会の様子
昨年は台風の影響も危ぶまれたのですが、進路が逸れてまるで真夏のような青空の下、会場に集まってまずは出発式&準備体操です。
今治にはタオル体操なるものがあり、皆一斉に参加賞として配布された今治タオルや汗拭き用に持っていた自前のタオルを広げて全身のストレッチ。普段の生活で怠けまくっていた筋肉がシャキッとするのがわかります。
地元の皆様に見送られながら出発。スタート地点である大島まではバスでの移動です。
村上水軍博物館に到着し、まずは館内を見学。
撮影NGとのことで写真は残していないのですが、発掘された出土品や当時の様子がわかる貴重な文献の展示、甲冑の衣装体験(要予約)が行われていました。
じっくりと博物館の見学を終えた後は、島内でのウォーキングを開始。漁師町のようで、海沿いには船がたくさん停留しています。
時間の流れが緩やかで、ねこさまものんびり自由気ままなご様子。
しまなみ海道はサイクリングも人気で、途中で複数のサイクリストの団体を見かけました。
サイクリングロードの沿線には休憩用のカフェが点在していてふらりと立ち寄りたくなる衝動に駆られましたが、まだまだコース序盤。ぐっと堪えて歩を進めます。
ジリジリとした日差しに焼かれながら、よしうみバラ公園に到着!
園内には約400種類ものバラが植えられていて、19世紀初頭にフランス皇帝となったナポレオン1世の妻であり世界中のバラの収集・品種改良を主導したジョセフィーヌのコレクションも移植されているのだとか。
入り口では飲み物や飴、そして愛媛産のみかんが配られており、園内のベンチで少し休憩をしながらみかんをいただきました。
お尻に根っこが生えて動けなくなる前に、と立ち上がりコースへ戻ります。
しばらく歩いていくうちに何やら大きな工場のようなものが見えてきた・・・?と思ったら、造船所でした。
写真に収まりきらないくらい大きな船!
造船所を過ぎて港までの距離は残すところ4kmほどとなり、そろそろお腹も空いてきた頃。
途中の道端に落ちているどんぐりに秋の気配を感じ、また四国遍路の札所や海上の無事を見守る神社を通りながら黙々と港へ向かいます。
大島港に到着!
隣接するよしうみいきいき館でチェックを受けて、いただいたみかんと申込のときに一緒に予約しておいた海軍むすびをお供に海を眺めながらランチ休憩です。
左からじゃこ飯・鯛めし・高菜ごはん。どれも美味しく、優しい味わいでした。
こちらもサイクリストが多く訪れるスポットのようで、愛媛県のゆるキャラみきゃんの撮影用パネルや複数の売店が並んでいます。
私はその中でも瀬戸内レモンのソフトクリームと愛媛みかんのソフトクリームが気になり、悩みに悩んだものの1種類に絞ることができずミニサイズを1つずつ注文するという暴挙に出ました。大人になるって素晴らしい。
瀬戸内レモンはすっきり爽やか、愛媛みかんは甘くジューシーな味わいでした。
今治港に着いたらゴールはすぐそこ。
商店街を抜け、燦々と降り注ぐ日差しを浴びて無事に会場へ戻ってくることができました!
会場の雰囲気
中央会場内には軽食販売ブースやマッサージスペースがあり、ゴール後には先に歩き終えた方々が思い思いにくつろいでいらっしゃいました。
参考情報
気温・・・約32℃
正直「10月に入ったからそこまで暑くはならないだろう」と油断していたのですが、台風一過で夏のような暑さに。海賊むすびの後のソフトクリームのひんやり感が身に染みるお天気でした。
事前の天気予報を注視しながら上着または暑さ対策の準備が必要そうです。
最寄駅から会場までの所要時間・・・徒歩約10分 ※2019年版
昨年までは今治城吹揚公園(駅から徒歩約20分)がメイン会場でしたが、今年は中央会場が今治市民会館に変わりましたのでご注意を。
参加賞
ゼッケンと、村上水軍博物館や今治タオルなどのチラシ、そして瀬戸内海のような鮮やかな水色の今治タオルをいただきました。
お土産・グルメ情報
「せっかく今治を訪れたからには」と個人的にとても楽しみにしていたのが、人気ご当地グルメの焼豚玉子飯。
この日ばかりはダイエット完全無視でがっつりいただきました!
また白雅さんの餃子も人気との情報を得て、焼き餃子と、うっかり写真を残しそびれたものの水餃子をもぐもぐ。
先述の焼豚玉子飯とはうって変わって野菜たっぷりのヘルシー仕様で、滑るように胃袋へと吸い込まれていきました。
そして帰りのお土産におススメなのが、バリィさんの焼きしょこら!可愛いバリィさんの姿が忠実に再現されており、配る先々で「可愛い」と人気の一品です。
そのほか同僚へのお土産用にじゃこ天煎餅を、普段のおやつとしてレモンケーキやみかんクッキーなどをゲットし、帰路につきました。
2019年大会の参加募集は9/6(金)までで、限定コースのうち「E:多々羅大橋塔頂体験コース(15:00スタート)[3km]」はまだ若干の参加枠がある模様です。 ※8/13時点
特に上記コースへの参加をご希望の場合は急いでお申込みを!
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