【参加レポ】久米島のんびりウォーク(1日目:15kmコース編)
2018年の歩き初めに沖縄マーチングリーグ加盟大会の1つである「久米島のんびりウォーク」へ参加してまいりました。
開催時期が例年1月中旬~下旬と、国内で最も開花の早い寒緋桜(かんひざくら)が咲き始める時期ということもあり、お花見をしながらウォーキングを楽しんでいる方が多くいらっしゃいました。
久米島ってどんなところ?
沖縄諸島では最も西に位置し、エメラルドグリーンの海と白い砂浜が多くの観光客に人気の離島。
その景観の素晴らしさから「琉球一美しい島」を意味する“球美(くみ)の島”と呼ばれていたことが名前の由来とも言われています。(※諸説あり)
大会の様子
いよいよ大会当日。メイン会場のホタルドームで受付を済ませた後、専用バスに乗りスタート会場であるリゾートホテル久米アイランドへ向かいます。
準備運動を終えて、いざ出発。今回は“ハイタッチ!アーラ桜の道コース(15km)”にチャレンジします。
早朝は雲に覆われていましたが、出発式を終えた頃には爽やかな青空が広がってきました。
ホテルを出て、イーフビーチの反対方向に進みます。
沖縄の海沿いでよく見かける木。
実がなんとなくパイナップルのような見た目をしていますが、全く違う植物なのだそうです。(調べてみたところ、どうやらタコノキという木の実のようで食用油の原料としても使用されているとのことでした。)
逆光で写真だと暗く見えてしまうのですが、朝の凛とした空気と日差しが気持ちよくてなんとも健康的な気分♪
地元の方がサトウキビを収穫している様子に皆、興味津々です。
しばらく海岸沿いを進むと石墓(ナバルバカ)が見えてきました。
調べたところ、昔この地域に住んでいた“一晩のうちに南蛮(ナバル)まで行って帰ってきた”という伝説を持つ女性を埋葬してあるお墓なのだそうです。
近くで見ると要塞のような堅牢さが感じられます。
農村公園を少し過ぎたところにある公民館で1回目の休憩。
スタッフの皆さんが冷たいお茶と温かいさんぴん茶、おやつを用意して出迎えてくださいました。
英気を養い、アーラ林道へ。
30kmコースの方とすれ違うルート設定になっており、互いに挨拶をしながら着実に歩を進めていきます。
(15kmコース組はこの先3kmほど上り坂が続くこともあって少しづつ険しい表情に・・30kmコース組の皆さんの励ましが心の支えでした!)
時に険しい表情をし、またある時には泣き言をこぼしながらも地道に先へ進むと、遂にアーラ桜の道へと辿り着きました。
思い思いに足を止めて、写真撮影会の開始です。
通りかかった他の参加者の方のお話によると、1本の木に違う色の桜が咲くのは珍しいとのこと。貴重な場面に出会うことができました。
桜並木の合間にはリュウキュウアオガエルの棲む池があり、卵が産みつけられているのを見ることができます。
ひたすら上った後は、市街地を目指してひたすら下り坂!
このまま進んだら海にダイブできるんじゃないか?というくらいすぐ目の前には青い海が広がっています。
サトウキビから黒糖を精製する工場からは、ほんのり甘い香りが♪
2回目の休憩地点でお茶とおやつをいただいた後、市街地を巡ります。
久米島の猫達。
暖かい日差しに思わずうとうと・・・なんとも可愛らしい。
島内唯一の高校や体験施設など、主要施設を経由して無事にゴール!
お昼ごはんを食べながらのんびりしていると、久米島のゆるキャラ「く~みん」がゴールをお祝いに来てくれました。
島の子どもたちによる琉球太鼓の演舞。
一生懸命な姿を見ているとなんだか涙腺が緩んできますね。
これが半日ぐらいの短い間での出来事だったのか、と驚くくらい見どころ盛りだくさんのウォーキングでした。
参考情報
会場設備
野球場のすぐ隣にあるホタルドームという施設がスタート会場。
スタートとゴールは別の会場ですが、ゴール会場にはシャワー施設があってウォーキング後に利用させていただけるようです。(1回200円)
天気と気温・・・曇りのち晴れ/23℃
朝のうちは長袖シャツで丁度いいくらいのお天気でしたが、日が昇るにつれてつい腕まくりをしたくなる程の暖かさとなりました。関東であれば5月~6月くらいの陽気なので、特に女性の方は日焼け止めがあると安心してウォーキングを楽しめると思います。
アクセス
<久米島空港まで>
久米島空港までは那覇空港から飛行機で約30分程と、思っていたよりもあっという間に到着しました。
なお空港から市街地へのバスは路線バスのため飛行機の遅延には対応していないそうなので、特に那覇空港からの最終便で前日入りされる方はご注意ください。
(島内のタクシーの台数にも限りがあるそうなので、万が一の際は同じ方面に宿泊される方と乗り合わせての移動をおすすめします。)
<会場入り>
各コースの受付開始時間に合わせてイーフビーチ方面からシャトルバスが運行されます。
申込状況によって運航スケジュールは変わる場合があるようなので、申込後に到着する参加案内証をしっかりチェックしましょう。
ちなみに前日に受付を済ませた方は直接リゾートホテル久米アイランドへ向かっても大丈夫(※駐車場は宿泊者専用)です。
参加賞
ゼッケン・マップのほか、タオルや島内のスパのクーポンに泡盛まで!個人的にはお酒があまり強くはないものの、各地のお酒を楽しむことが好きなので同僚達と分け合って美味しくいただこうと思います。
グルメ・おみやげ情報
ゴール会場では交流会が開催されていて、事前申込の際に交流会へ申し込みをした方はプレミアム特典として好きなドリンク(お酒orソフトドリンク)とおつまみもしくはデザート1品をいただけます。
せっかくなので南国らしく、またビタミンが豊富で火照ったお肌のケアにも効果てきめんなグァバジュースとローゼル(ハイビスカスティーによく入っている食用ハーブ)を使ったゼリーの組み合わせをチョイスしてみました。
会場内には飲食店の出店があるので、お食事をしたりお土産を購入することもできます。
ソーキそばやじゅーしぃ(炊き込みご飯)のおにぎりなどを美味しくいただいたのですが、腹ペコで写真を撮る余裕もなく食べきってしまったので、会場内で購入したお土産品をご紹介。
中央にあるみそクッキーは2回目の休憩地点でおやつとして配られていて、ほんのりした甘さがとても美味しかったので自宅用に購入しました。
※ちなみに事前申込の際に交流会にも申込をされた方は、受付時に配布されるお食事券を使用してお昼ごはんを購入することができます。
2日目もお花見を楽しめるスポットがコース内に盛り込まれていて、観光しながらウォーキングを楽しむにはもってこいの大会!
2019年大会の募集も開始しておりますので、ぜひご参加ください♪
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