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ガーミンのシステム障害が復旧を開始

2020.7.30 0

GPS機器やスマートウォッチを販売するガーミン社(Garmin)が、7月23日(日本時間)から複数のオンラインサービスが使えなくなっている状態について、原因がサイバー攻撃によるシステム障害であることと、復旧によるサービス再開が進捗していることを発表しました。

ガーミン社は世界規模で発生した障害の原因について、外部からのランサム攻撃によって社内ネットワークや一部システムが暗号化されたことを明かし、この影響でGarmin ConnectやGarmin Golfなどのアプリケーション、公式ウェブサイトの機能、カスタマーサポートなどが停止したと説明しています。

現在、同社は影響を受けたシステムの復旧を進めており、数日中に通常オペレーションへ復旧する想定している一方、利用者の履歴情報の更新などで遅延が発生することも予想しています。7月30日時点でGarmin Connectは一部機能が復旧、またGarmin GolfやGarmin Driveは復旧した模様です。

Garmin Connect

なお、今回のサイバー攻撃によって、Garmin Payの決済情報を含む利用者データへの外部アクセス、消失、盗難が発生した形跡は確認されておらず、オンラインサービス接続以外の商品自体の機能にも何ら影響を受けていないそうです。

ガーミン社サービス障害の説明ページ
ガーミン公式サイト「サービス障害の説明ページ」

ガーミン社は今回の障害について、特設ページで経緯や原因、利用者向けFAQなどを掲載しています。ガーミン社の製品およびサービスの利用者は、確認しておきましょう。

出典
ガーミン◆サービス障害の説明ページ