第25回 日向ひょっとこマラソンIN日向岬– 大会の魅力 –

2018.12.14 0

12月4日、今年5月に新庁舎へ移転したばかりで、まだ木の良い香りが漂う真新しい日向市役所を訪問し、第25回にかける事務局の熱い想いをたっぷりお聞きしてきました。

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宮崎県の北東部に位置する日向市。
「日向岬」や「歌人若山牧水の生誕地」を思い浮かべる街です。
日豊海岸国定公園の美しいリアス式海岸は有名な観光地で、この一帯に広がる「日向岬の柱状節理」は国の天然記念物に指定されています。
岬の形状が馬の背中に見える「馬ヶ背」。
岩の形状が「叶」の字に見えることから、訪れると「願いが叶う」といわれている「クルスの海」。
この絶景を眺めながら「日本一きつい」上り下りの難コース、それが「日向ひょっとこマラソンIN日向岬」の魅力です。

左が古谷様、右が宮野様です。
古谷様は、今回が初の大会担当。大会への情熱は誰よりも強いものを感じます。
その想いをじっくりとお聞きしました。

大会の由来を教えてください

日向市民の体力向上、増進はもちろん、日向の観光地をもっと多くの方へ知ってもらいたいという想いも重なり、このマラソン大会が生まれました。
美しい風景と日本一きついと言われている高低差の激しい上り坂(以降、「激坂」と表現させていただきます)が徐々にクチコミで広がっていき、昨年度は九州7県以外からも27人が参加され、1番遠方からは、北海道からの参加。日向市民にとっては親しみのある大会であることはもちろん、市外、県外の方にも、この美しい風景、激坂という大きな特徴が広まり、来年、開催25回目を迎えることが決定しました。

大会を開催して嬉しかったこと

参加者の方から「今年も参加します!」と声をたくさんいただけることが一番嬉しいと感じています。それぐらいリピーターが多い大会で、みなさんから愛されている大会であることを実感します。
中には、子供の頃に親子やスポーツ少年団で2km、3kmへ参加した方が、大人になってハーフマラソンへ挑戦したり、また、自分の子供と一緒に親子で参加するという声も頂きます。

親から子、そして孫の世代までずっと続く、この素晴らしい大会を毎年開催できることが、何よりも私たちの喜びです。

大会を運営していて苦労したこと

初めて大会運営に関わるので、わからないことだらけで日々勉強です。まず、一年かけて準備をすることに驚いています。
色んな関係団体と連絡を取ったり、今はボランティアの募集をしたりしています。400人ほどボランティアに参加頂くのですが、学生やシルバー人材センター、市内企業で働く方々が参加してくださります。これからボランティア向けの説明会や資料作成など、大会開催に向けて進めていくことは沢山ありますが、参加いただく皆さんの笑顔を思い浮かべながら、毎日奮闘しています。
周りの方のたくさんの協力を頂き、大会が成り立っていると感じています。

コースの特徴

なんといっても高低差の大きい坂があること、前半10㎞付近までは、高低差70mの海岸線を登ったり下ったりの起伏の激しいコースとなります。

馬ヶ背やクルスの海など日向岬の絶景を楽しめることが最大の特徴です。




コースはきついですが、皆さんからその分ゴールした時の達成感は大きい!完走した人にしか味わうことができないとの声をお聞きしています。

コース攻略法

特徴である激坂がコース前半にあるので、「自分なりのペース配分で走る!」これにつきるようです。
コースの特徴でもご紹介した通り、10kmまでのコース前半は高低差があり、後半はフラットになります。後半までどうペースを保つかが「カギ」になってくると思います。


できれば予めコースを下見しておくことをお勧めします。激坂は車で走ると楽なのですが、実際に自分の足で走るとなると想像を絶するものが・・。本当にきつい坂ですので・・ 。
まずは観光地巡りで日向へお越しください!

メッセージ

日本一きついと言われていますが、日向岬の絶景をぜひ楽しんでいただきたいと思います。
開会式で保存会によるひょっとこ踊りが披露されるほか、プレゼントも充実しています。

参加賞として、大会オリジナルタオル、おにぎり、記録証。また、参加者全員に抽選でヘベスジュースなどの特産品等をご用意しています。大会を締めくくるお楽しみ抽選会では、豪華賞品も!どうぞお楽しみに!!
沿道からは日向市民の温かい声援が送られ、参加者アンケートで「声援によって力が湧いてきた」という声を頂いています。その他、今年もシルバー人材センターのボランティアが作ってくださる、あったか~い豚汁の振る舞いは毎回大好評!皆様を温かくおもてなしします。

安心安全にランナーの方が走られる大会運営を目指しています。
ぜひ、皆さんのご参加をお待ちしています。

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古谷様、寺田様、宮野様、たくさんのお話を聞かせていただきありがとうございました。

種目は美しい風景、激坂が特徴のハーフマラソン、5km、2km(小学生、親子、三世代)のほか、最長5kmをジョギング、ウォーキング、車椅子などでコース内自由折り返し可の気軽に参加できる「ひょっとこの部」。5㎞、ひょっとこの部も、日向灘を垣間見ながら走ることができます。
ユニークな仮装で大会を盛り上げてくれた参加者1組を表彰する「仮装大賞」もあります。
子供から大人まで、2kmからハーフマラソンまで、世代、年代を越えて参加できる「日向ひょっとこマラソンIN日向岬」。
3月の暖かな陽気の中、ご家族、仲間と一緒に日向岬の絶景を楽しみながら走ってみませんか?

第25回 日向ひょっとこマラソンIN日向岬について盛り上がりましょう!

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プチ情報

17時過ぎの日向市役所。室内に灯るオレンジ色の光が、より一層の温かみを感じます。

庁舎の目の前にある公園には蒸気機関車(D51)が展示されています。
昭和15年に制作され、おもに日豊本線、鹿児島本線で活躍。昭和45年10月から昭和49年4月まで、延岡区間で郷土発展のために大活躍。今も大切に保存されていました。